犬猫の暮らし・豆知識
犬がキッチンに入るのを防ぎたい|室内の区切り方と待てる場所づくり
もふもふ🐾日和 編集部
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料理を始めると愛犬が足元へ来たり、扉を開けた隙にキッチンへ入ったりすると、落ち着いて調理しにくいですよね。注意するだけでは繰り返しやすいため、入るきっかけと部屋の使い方を分けて見直してみましょう。
この記事では、片付け、区切る位置、家族の出入り、落ち着いて待てる場所の順に考えます。新しい用品を買う前にできることを中心に、ゲートが必要な場合の確認点も紹介します。
最初に「いつ・何を目指して近づくか」を観察しよう
食材を出したときだけ来るのか、家族が見えなくなると追いかけるのか、普段の通り道として入るのかで、見直したい場所は変わります。理由を一つに決めず、数回の場面を比べてみましょう。
調理を始めた直後、配膳中、片付け中のどこで近づくか
床、調理台、ごみ箱、家族のどこを見ているか
入口で待つのか、足元へ来るのか、走り込むのか
危険な場面をわざと作って試す必要はありません。まず火や刃物を扱う時間の立ち入りを管理し、その前後の落ち着いた時間に観察します。
落ちた食材とごみ箱から見直す
床で食べ物を見つける機会があると、キッチンを探す行動につながることがあります。調理台だけでなく、床、引き出しの前、ごみ箱の周囲も確認しましょう。
食材や包装は犬の届かない収納へ入れ、ごみ箱はふたや置き場所を見直します。使い終わった皿や袋を低い場所に置いたままにせず、こぼれた物は犬を別の場所で待たせてから片付けます。
キッチンの中からその都度食べ物を渡す習慣があるなら、家族で与える場所をそろえてみてください。ゲートを追加する前でも取り組める対策です。
火元から離れた場所で、無理なく区切る
区切る位置は、コンロのすぐ横ではなく、調理中の人と犬が交差しにくい場所から考えます。既存の室内扉が使えるなら、開閉中に犬が挟まれないかも確認しましょう。
ゲートを置く場合も、その先に飲み水やトイレが取り残されないようにします。廊下を区切った結果、犬が狭い場所で行き止まりにならないか、家族の出入りを何度もまたぐ配置にならないかを見ます。
家具や段ボールを積んだ即席の壁は、倒れたり足場になったりすることがあります。部屋の形に合わない場合は、境目を少し手前へ移すなど、配置から考え直しましょう。
人が通る回数と、通路の広さを整理する
冷蔵庫、食器棚、ダイニングテーブルの間を何度通るかを見てみます。飲み物や調味料を先にそろえるだけでも、ゲートを開ける回数を減らせることがあります。
扉の開く範囲、床の下枠、置くだけ式の脚やプレートが、足元にどれだけ出るかも確認します。熱い物を持ったまま、低い柵をまたいだり、足で無理に押したりする使い方を前提にしないでください。
通行に無理があるなら、商品を替える前に設置位置を見直します。犬のための区切りが、家族の使いにくさにつながらない配置を目指しましょう。
キッチンの外に「ここで過ごせる場所」をつくる
立ち入りを制限する場所と合わせて、犬が落ち着いて過ごせる場所を用意します。家族の様子が分かり、通り道から少し外れた場所が候補です。
普段使っているマットやベッドを置き、伏せたり向きを変えたりできる広さを確保します。暑さ、直射日光、換気扇の音、床の滑りやすさも合わせて見てください。
初めから長く待たせず、調理をしていない静かな時間にその場所で過ごしてもらいます。犬が自分から休む場所を選ぶ様子も、配置を決める手がかりになります。
待つ練習は、短くできるところから
調理中にいきなり長い「待て」を求めるより、落ち着ける時間に練習を分けると取り組みやすくなります。犬をマットへ無理に押さえつけず、自分で近づく動きを待ちましょう。
マットへ近づいたり乗ったりしたときに、静かにほめる。
その場所で短く過ごせたら、少量のごほうびを渡す。
できる範囲で、飼い主が一歩離れるなど小さな変化を加える。
落ち着いていられるところで終え、少しずつ時間を延ばす。
おやつを使う場合は、一日に与える量の中から取り分けます。立ち上がったときに叱るのではなく、時間や距離を短くして試し直してください。
出入りの手順を家族でそろえる
ゲートが閉じている間だけでなく、人が開ける瞬間にも気を配ります。犬が入口へ密着しているときは、先に待つ場所へ案内し、足や鼻が扉の動く範囲にないことを確認しましょう。
通る前に、犬の位置と扉の周囲を見る
大きな荷物は必要に応じて一度置き、落ち着いて操作する
通った後は、閉扉とロックを確認する
配膳中も開け放したままにしないよう役割を決める
自動で閉まる商品でも確認は必要です。家族によって「開けておく時間」が違う場合は、使い方をそろえるところから始めます。
設置条件が合う場合の候補|ウォークスルーS グレー
壁へ突っ張らず、扉から通りたい場合の候補が、日本育児ペットセレクトの「おくだけとおせんぼ ウォークスルーS」です。ここではグレーのメッシュ仕様を取り上げます。
取付幅の案内は65〜90cmですが、本体の実幅はサイドパネルの組み合わせで約77・83.5・90cmです。77cm以下の通路では、入口の壁に掛ける形で置ける場所に限られます。幅65cmまで本体が縮む意味ではありません。
高さ:約76cm/奥行:約70cm/重さ:約7.2kg
付属:セーフティプレート2枚
扉とサイドパネルの隙間:約5cm
扉を開けたまま固定する機能はなし
向いている家庭:前後のプレートを含む場所が取れ、床の状態と愛犬の行動が置くだけ式に合う家庭の候補です。
購入前に:室内用で、階段上や段差の上近くには設置できません。メッシュをかじる、強く押す、乗り越えようとする場合の適合も確認します。S・グレーと、Mやスチール仕様を混同しないようにしましょう。
ゲートを買うだけで、キッチンへ近づく理由まで解消するわけではありません。片付けと待てる場所、家族の出入りの工夫を組み合わせます。
多頭飼いでは、それぞれの居場所と通り道を確保
一つの待つ場所へ全員を集めると、落ち着けない犬もいます。犬同士の関係を見ながら、休む場所と水飲み場へ向かう経路を確保しましょう。
ゲートの前に1匹が立つことで、もう1匹が通れなくならないかも観察します。食べ物を使う練習は、取り合いにならない距離や区切り方で、必要に応じて1匹ずつ行います。
「片方が待てるから、もう片方も同じにできる」と考えず、それぞれが落ち着いていられる距離と時間から始めてください。
一つずつ変えて、落ち着いて過ごせるかを見よう
配置、待つ時間、ごほうびの渡し方を一度に変えると、何が合っていたか分かりにくくなります。「今日はマットを通路から離す」など、一つずつ見直してみましょう。
キッチンへ近づく回数が変わったか
待つ場所で伏せたり、体の力を抜いたりできるか
ゲートを押す・かじる・前足をかける行動がないか
家族が無理なく開閉を続けられるか
強い不安が続く、区切ると激しく暴れるなどの場合は、待つ時間を延ばして我慢させず、距離や区切り方を戻します。必要に応じて、報酬を使う方法に詳しいトレーナーなどへ相談してください。
「入ってはいけない場所」をつくるだけでなく、「そこで過ごしていても心地よい場所」を一緒に整えることが、続けやすい対策につながります。
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商品の仕様確認先
ペットセレクト公式・ウォークスルーS。本文の製品情報は公式掲載仕様をもとにしています。購入時は最新の説明書と使用条件をご確認ください。
落ち着く練習の参考:Dogs Trust「How to train your dog to be calm, relax and settle」。









