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犬用品

中型犬・大型犬のドッグフードの選び方|量・粒サイズ・続けやすさを確認

もふもふ🐾日和 編集部

2026/8/25

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中型犬・大型犬は、小型犬と比べて1日に食べるフードの量が多くなります。

そのため、袋の価格だけでなく、粒の大きさ、カロリー、給与量、内容量、保存のしやすさまで確認することが大切です。

「大型犬用と書かれていれば安心」「大粒なら食べやすい」と、ひとつの条件だけで判断するのではなく、愛犬の年齢や体型、活動量、実際の食べ方を見ながら選びましょう。

この記事では、中型犬・大型犬のドッグフードを選ぶときに確認したいポイントを分かりやすく解説します。

中型犬・大型犬のドッグフードは何を基準に選ぶ?

中型犬・大型犬のフードを選ぶときは、最初に次の項目を確認しましょう。

  • 毎日の主食として与えられる総合栄養食か

  • 愛犬の年齢やライフステージに対応しているか

  • 体重や活動量に合ったカロリー・給与量か

  • 粒の大きさ・形・硬さが食べ方に合っているか

  • 主な原材料と栄養成分

  • 1袋の内容量と食べ切るまでの日数

  • 1日あたりにかかる費用

  • 保存方法と購入の続けやすさ

中型犬・大型犬向けの商品でも、すべての犬に同じフードが合うわけではありません。

パッケージの表示を確認したうえで、食欲、便の状態、体重、被毛、普段の元気なども観察しながら判断することが大切です。

まずは「総合栄養食」と対象年齢を確認しよう

毎日の主食として与える場合は、パッケージに「総合栄養食」と表示されているか確認しましょう。

総合栄養食は、そのフードと水を適切に与えることで、指定された成長段階に必要な栄養を取れるよう設計されたフードです。

総合栄養食には、幼犬期、成犬期、全成長段階など、対象となるライフステージも表示されています。ペットフード協会の解説でも、犬の成長段階に合わせてフードを選ぶ必要があると案内されています。

「大型犬向け」という表示だけで決めず、次の点も確認してください。

  • 子犬・成犬・シニア犬のどの時期に対応しているか

  • 全年齢対応の場合、大型犬の成長期にも与えられる設計か

  • 1日あたりの給与量

  • 100gあたりのカロリー

  • 妊娠期・授乳期に対応しているか

持病がある犬や療法食を与えている犬は、自己判断でフードを変更せず、獣医師へ相談しましょう。

年齢・ライフステージに合わせて選ぶ

同じ犬種や体重でも、子犬、成犬、シニア犬では必要なエネルギーや栄養が異なります。

子犬期

中型犬・大型犬の子犬は、成犬になるまでに大きく体が成長します。

早く大きくしたいからといって、フードを必要以上に与えたり、自己判断でカルシウムなどのサプリメントを追加したりするのは避けましょう。

大型犬の成長期は、エネルギー量だけでなくカルシウムとリンなどのバランスにも配慮が必要です。Merck Veterinary Manualでも、大型犬・超大型犬の子犬には、大型犬の成長期に対応した栄養バランスのフードを選ぶことが案内されています。

成長の速度や適正体重には個体差があるため、心配な場合は動物病院で相談しましょう。

成犬期

成犬期は、現在の体型を維持しやすいフードを選びます。

同じ体重でも、毎日長時間散歩する犬と、室内でゆっくり過ごすことが多い犬では、必要なエネルギー量が異なります。

パッケージの給与量を出発点として、体型や活動量の変化を見ながら調整してください。

シニア期

年齢を重ねると、活動量、筋肉量、食欲、噛む力などが変化することがあります。

シニア用フードへ切り替える年齢だけで判断せず、次のような変化も確認しましょう。

  • 体重が増えやすくなった

  • 筋肉が落ちてきた

  • 散歩の時間が短くなった

  • 硬い粒を食べにくそうにする

  • 食欲や便の状態が変わった

急な体重減少、食欲不振、嘔吐や下痢、元気の低下が見られる場合は、フードだけで対処せず、獣医師へ相談してください。

給与量は体重・体型・活動量を見ながら調整する

中型犬・大型犬は1日に食べる量が多いため、計量カップのわずかな誤差でも、毎日積み重なると大きな差になることがあります。

できるだけキッチンスケールを使い、グラム単位で計量しましょう。

給与量を考えるときは、次の項目を確認します。

  • 現在の体重

  • 適正体重

  • 年齢

  • 避妊・去勢の有無

  • 1日の運動量

  • 室内・屋外での過ごし方

  • おやつやトッピングの量

パッケージに記載された給与量は、与え始めるときの目安です。

その後は、あばら骨の触れ方、腰のくびれ、お腹まわり、体重の変化などを確認しながら調整しましょう。

おやつやトッピングを与えている場合は、そのカロリーも1日の食事量に含めて考える必要があります。

粒の大きさ・形・硬さも確認しよう

中型犬・大型犬向けのフードには、小型犬用より大きめの粒が採用されていることがあります。

ただし、「体が大きいから大粒が食べやすい」とは限りません。

フードを選ぶときは、粒の直径だけでなく、次の点も確認してみましょう。

  • 粒の厚み

  • 丸型・三角形・リング型などの形

  • 噛んだときの硬さ

  • 口に入れやすい大きさか

  • 丸のみしていないか

  • 口からこぼしていないか

大粒をしっかり噛む犬もいれば、小さな粒を好む犬もいます。

反対に、粒の大きさに関係なく急いで食べてしまう犬もいるため、実際の食べ方を観察することが大切です。

早食いが気になる場合は、1回の食事量を分けたり、早食い防止用の食器を使用したりする方法も検討しましょう。

口の痛みや歯のトラブルが疑われる場合は、粒を変えるだけで対処せず、動物病院を受診してください。

内容量・価格・保存のしやすさを確認する

中型犬・大型犬はフードの消費量が多いため、大容量の商品を選ぶと購入回数を減らせることがあります。

一方で、大きな袋ほど保管場所が必要になり、開封後の鮮度管理も重要です。

購入前に、次の項目を確認しましょう。

  • 1袋の内容量

  • 1日あたりの給与量

  • 1袋を何日で食べ切るか

  • 開封後の保存方法

  • 袋に保存用チャックが付いているか

  • 保管スペースを確保できるか

  • 通販の送料や配送間隔

  • 定期購入の変更・休止・解約条件

1袋を食べ切る日数は、次の計算で確認できます。

内容量(g)÷1日の給与量(g)=食べ切るまでの日数

1日あたりの費用は、次の方法で計算できます。

商品の価格÷内容量(g)×1日の給与量(g)=1日あたりの費用

袋の価格だけを比較するよりも、実際に1日いくらかかるのかを計算したほうが、続けやすさを判断しやすくなります。

フードは直射日光や高温多湿を避け、商品の表示に従って保管しましょう。密閉容器を使用する場合も、賞味期限や商品情報を確認できるよう、元のパッケージは保管しておくと安心です。

原材料・栄養成分・カロリーは全体で確認する

ドッグフードのパッケージには、原材料、保証成分、カロリー、給与量などが記載されています。

主に使用されている肉や魚だけでなく、次の項目をまとめて確認しましょう。

  • タンパク質

  • 脂質

  • 粗繊維

  • 灰分

  • 水分

  • 100gあたりのカロリー

  • カルシウム・リンなどのミネラル

  • 対象年齢と給与量

  • 製造者・販売者の問い合わせ先

「タンパク質が高いほどよい」「肉が最初に書かれていれば安心」「グレインフリーならすべての犬に合う」と、ひとつの数字や言葉だけで判断するのは避けましょう。

WSAVAの栄養ガイドでも、原材料一覧だけでは原材料の品質やフード全体の栄養価を判断できないため、栄養設計や製造者の情報などを総合的に確認することが案内されています。

食物アレルギーが疑われる場合も、自己判断で原材料を次々と除くのではなく、獣医師へ相談しましょう。

大型犬の子犬・シニア犬・持病のある犬は慎重に選ぶ

特に慎重にフードを選びたいのが、成長期の大型犬、シニア犬、持病のある犬です。

大型犬の子犬は、成長期に必要な栄養を取りながら、過剰なエネルギーやミネラルの摂取を避ける必要があります。

成長期用の総合栄養食でも、大型犬の成長に対応しているか確認してください。すでに総合栄養食を与えている場合は、獣医師の指示がないままカルシウムなどを追加しないようにしましょう。

シニア犬は、年齢だけでなく、体重、筋肉量、活動量、噛む力、持病の有無を確認します。

心臓、腎臓、肝臓、消化器などに病気がある場合は、一般的な「大型犬向けフード」が適しているとは限りません。治療中の犬は、必ず獣医師の指示に従ってください。

新しいドッグフードへ変更するときは少しずつ

新しいフードへ変更するときは、最初からすべてを入れ替えず、これまでのフードに少量ずつ混ぜます。

目安として、次のように1週間ほどかけて切り替えましょう。

  • 1~2日目:これまでのフード75%・新しいフード25%

  • 3~4日目:これまでのフード50%・新しいフード50%

  • 5~6日目:これまでのフード25%・新しいフード75%

  • 7日目以降:新しいフード100%

お腹が敏感な犬は、さらに時間をかけても構いません。

切り替え中は、食欲、便の硬さや回数、嘔吐、皮膚の状態、元気の有無などを確認してください。

環境省の飼い主のためのペットフード・ガイドラインでも、犬の様子を確認しながら徐々に切り替える方法が案内されています。

下痢や嘔吐が続く、食欲がない、元気がないといった場合は、切り替えを中止して獣医師へ相談しましょう。

中型犬・大型犬向けの選択肢としてネルソンズを確認

中型犬・大型犬向けのフードを探している場合は、ネルソンズも選択肢のひとつです。

現在、ネルソンズには、5kgの「ネルソンズドッグフード」と、10kgの「ネルソンズドッグフード 大型犬用」があります。

比較項目

ネルソンズドッグフード

ネルソンズドッグフード 大型犬用

対象年齢

全年齢対応

大型犬種・1歳以上

内容量

5kg

10kg

主な原材料

チキン50%

チキン50%

タンパク質

28%以上

29%以上

脂質

12%以上

9%以上

カロリー

365.7kcal/100g

341.7kcal/100g

粒の特徴

大型犬の子犬や中型犬が食べやすい設計

約1.5cmの大きめの粒

5kgタイプは全年齢対応で、公式には大型犬の子犬や中型犬が食べやすい粒サイズとして案内されています。ネルソンズドッグフード公式商品情報

10kgの大型犬用は、大型犬種の1歳以上が対象です。5kgタイプより大きな粒と大容量パックを採用しています。ネルソンズドッグフード大型犬用の公式情報

同じネルソンズでも対象年齢、内容量、カロリー、脂質、粒サイズが異なります。

商品名だけで決めず、愛犬の年齢、体重、食べ方、1日の給与量、保管場所まで確認して選びましょう。

ネルソンズドッグフードの特徴・価格・購入方法を詳しく見る

中型犬・大型犬のドッグフードに関するよくある質問

中型犬・大型犬には専用フードが必要ですか?

必ずしも「中型犬用」「大型犬用」と表示された商品だけを選ぶ必要はありません。

総合栄養食であること、対象年齢、栄養成分、カロリー、給与量を確認し、愛犬の体型や健康状態に合っているか判断しましょう。

ただし、大型犬の成長期は栄養管理に配慮が必要なため、大型犬の子犬に対応しているか確認することが大切です。

大型犬には大粒のフードのほうがよいですか?

大粒が食べやすい犬もいますが、すべての大型犬に適しているわけではありません。

口の大きさだけでなく、噛み方、食べる速さ、粒の硬さも確認してください。

大容量のフードを選んだほうがお得ですか?

1gあたりの価格は安くなることがありますが、開封後に長期間保管すると鮮度管理が難しくなる場合があります。

1日の給与量から食べ切るまでの日数を計算し、保存環境や購入頻度まで考えて選びましょう。

食べる量が多いので、給与量を減らしてもよいですか?

自己判断で大幅に減らすと、必要な栄養まで不足する可能性があります。

体重管理が必要な場合は、給与量だけでなく、フードのカロリー、おやつ、運動量も含めて見直しましょう。体重が増え続ける場合や減量が必要な場合は、獣医師へ相談してください。

まとめ|量・粒サイズ・続けやすさを確認して選ぼう

中型犬・大型犬のドッグフードは、犬の大きさだけで決めるのではなく、年齢、体重、体型、活動量、食べ方に合わせて選ぶことが大切です。

特に確認したいポイントは、次のとおりです。

  • 総合栄養食と対象年齢

  • カロリーと1日の給与量

  • 粒の大きさ・形・硬さ

  • 原材料と栄養バランス

  • 内容量と食べ切るまでの日数

  • 1日あたりの費用

  • 保存方法と購入の続けやすさ

最初から完璧なフードを見つけようとせず、愛犬が食べる様子、体重、便、元気などを確認しながら、無理なく続けられるフードを探していきましょう。

年齢や健康状態に不安がある場合は、動物病院で相談しながら選ぶと安心です。