犬のお手入れ
犬の換毛期はいつ?春・秋に抜け毛が増える理由とお手入れ方法
もふもふ🐾日和 編集部
2026/8/19
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「最近、急に抜け毛が増えた気がする…」
春や秋になると、愛犬の毛がいつも以上に抜けて驚くことがありますよね。
ブラッシングをするとたくさん毛が取れたり、床やソファに毛が目立つようになったりすることもあります。
このように季節の変わり目に被毛が生え変わる時期は、一般的に換毛期と呼ばれています。
ただし、すべての犬が同じ時期・同じ量だけ毛が抜けるわけではありません。
犬種や毛質、暮らしている環境によっても換毛期の現れ方には違いがあります。
この記事では、犬の換毛期がいつ頃なのか、春と秋に抜け毛が増える理由、換毛期にしてあげたい基本のお手入れまでわかりやすく紹介します🐾
犬の換毛期はいつ?

犬の換毛期は、一般的に春と秋の季節の変わり目に目立ちやすくなります。
春は、寒い季節に体を守っていた冬毛から、暑い時期に適した被毛へ。
秋は、夏の被毛から寒さに備えた冬毛へと生え変わっていきます。
ただし、「毎年○月から○月まで」とすべての犬に共通するわけではありません。
地域の気温やその年の気候、犬種、室内環境などによってタイミングは変わります。
そのため、カレンダーだけで判断するよりも、
「最近ブラッシングで取れる毛が増えた」
「床に落ちる毛が急に目立つようになった」
など、愛犬自身の変化を目安にすると分かりやすいでしょう。
春に抜け毛が増える理由

春は気温が上がり始めるため、寒い冬を過ごすために必要だった毛が抜けやすくなります。
特にダブルコートの犬では、被毛の内側にあるやわらかなアンダーコートがまとまって抜けることがあります。
柴犬やコーギーなどでは、ブラッシングをするとふわふわした毛がたくさん取れ、
「こんなに抜けて大丈夫?」
と思うほどになることも。
春の換毛期では、暑い季節を過ごしやすい被毛へと少しずつ切り替わっていきます。
抜けた毛が被毛の中に残っていると絡まりやすくなるため、普段よりこまめに毛の状態を確認してあげましょう。
秋にも換毛期があるのはなぜ?

秋になると気温が下がり始め、今度は寒い季節に備えた被毛へと変わっていきます。
夏の間に適していた被毛から、体温を保ちやすい冬の被毛へと切り替わるため、この時期にも抜け毛が増えることがあります。
春ほど大量に抜けているように感じない犬もいますが、抜け方には個体差があります。
毎年の愛犬の様子を見ていると、
「うちの子は春の方が多く抜ける」
「秋の方が抜け毛が目立つ」
といった傾向も分かってきます。
換毛期が目立ちやすい犬と目立ちにくい犬

犬の被毛は、大きく分けるとダブルコートとシングルコートがあります。
ダブルコートは、
外側を覆うオーバーコートと、その内側に生えるアンダーコートの二重構造です。
柴犬やコーギー、ポメラニアンなどはダブルコートの代表的な犬種で、季節の変わり目に抜け毛が増えやすい傾向があります。
一方、シングルコートの犬では、ダブルコートの犬ほど季節ごとの大きな換毛が目立たないことがあります。
ただし、シングルコートだから毛がまったく抜けないというわけではありません。
犬種だけで決めつけず、実際の愛犬の毛質や抜け方を見ながらお手入れしていくことが大切です。
室内犬は換毛期がはっきりしないことも

室内で暮らしている犬では、春・秋だけではなく一年を通して少しずつ毛が抜けることがあります。
これは室内の温度がエアコンなどによって比較的一定に保たれているため、屋外の季節変化を受けにくいことも関係します。
そのため、
「春なのにあまり抜けない」
「冬なのに抜け毛が多い」
ということがあっても、必ずしも珍しいことではありません。
換毛期の時期だけにこだわらず、普段から被毛や皮膚の状態を見ておくと変化に気づきやすくなります。
換毛期に見られやすいサイン

換毛期に入ると、普段より抜け毛が増えるため変化に気づきやすくなります。
たとえば、ブラッシングしたときに取れる毛が増えたり、愛犬が寝ていた場所に毛がたくさん残ったり、抱っこした服に毛が付きやすくなったりします。
ダブルコートの犬では、被毛の表面からふわふわしたアンダーコートが浮いて見えることもあります。
こうした変化が見られたら、少しブラッシングの回数を増やして様子を見てみましょう。
換毛期はこまめなブラッシングを

換毛期のお手入れの基本はブラッシングです。
抜ける準備ができた毛を少しずつ取り除くことで、被毛の中に抜け毛がたまりにくくなります。
ただし、抜け毛がたくさん取れるからといって、長時間ブラッシングすればいいわけではありません。
皮膚を強くこすったり、同じ場所を何度もブラッシングしたりするのは避けましょう。
愛犬がリラックスしているタイミングに、毛の流れに沿ってやさしく行うことが大切です。
ブラッシングを嫌がる場合は、無理に全身を一度で終わらせず、背中だけなど短時間から始めても大丈夫です。
詳しい抜け毛のお手入れ方法はこちら:犬の抜け毛対策|換毛期のお手入れ方法とおすすめブラシを紹介 →
毛質に合ったブラシを使おう

換毛期のお手入れでは、愛犬の毛質に合ったブラシを使うことも大切です。
短毛犬、長毛犬、アンダーコートが多い犬では、それぞれ使いやすいブラシが異なります。
「一番たくさん毛が取れるブラシ」を選ぶのではなく、毛の長さや毛量、お手入れの目的に合わせて選びましょう。
ブラシが毛質に合っていないと、愛犬が痛がったり、ブラッシングそのものを嫌がる原因になったりすることもあります。
関連記事:犬猫ブラシの選び方|毛質に合ったブラシで毎日のケアを快適に →
部屋に落ちる抜け毛も一緒に対策しよう

換毛期はブラッシングをしていても、部屋に落ちる毛を完全になくすことはできません。
特に、
ソファ、カーペット、ラグ、犬用ベッド、洋服などには毛が付きやすくなります。
愛犬がよく過ごす場所はこまめに掃除しておくと、部屋の中に抜け毛が広がりにくくなります。
掃除機だけでは取りにくい布製品の毛は、ペットの毛に対応したローラーなどを使うのもひとつの方法です。
次の記事では、ソファやカーペットに付いた犬の抜け毛を減らす掃除方法について詳しく紹介します。
換毛期以外の大量の抜け毛には注意

季節の変わり目に抜け毛が増えること自体は自然な変化ですが、抜け方によっては換毛期以外の原因が隠れていることもあります。
特に、
一部分だけ毛が抜けている
地肌が見えるほど脱毛している
皮膚に赤みがある
強くかゆがっている
フケや傷が目立つ
急に抜け毛の量が大きく変わった
といった変化がある場合は、単なる換毛期と決めつけないようにしましょう。
気になる症状が見られる場合は、動物病院へ相談してください。
愛犬の換毛期を知って快適に過ごそう

犬の換毛期は一般的に春と秋に目立ちやすくなりますが、その時期や抜け毛の量には個体差があります。
特にダブルコートの犬では、季節の変わり目にアンダーコートがまとまって抜けることがあります。
大切なのは、
「何月だから換毛期」
と考えるだけではなく、普段から愛犬の毛の状態を見ておくことです。
抜け毛が増えてきたら、毛質に合ったブラシでやさしくお手入れし、室内の掃除も少しこまめにしてみましょう。
愛犬の換毛サイクルが分かってくると、毎年のお手入れもしやすくなります🐾