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犬は何時間くらい留守番できる?留守番前に準備しておきたいこと

もふもふ🐾日和 編集部

2026/8/29

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「仕事の日、犬を何時間くらい留守番させても大丈夫?」

「朝から夕方までひとりにしても平気なのかな?」

犬と暮らしていると、仕事や買い物、用事などでどうしても留守番をお願いする場面があります。

ただ、犬が留守番できる時間には一律の正解はありません

年齢や健康状態、トイレの間隔、普段から留守番に慣れているかなどによって大きく変わります。

ひとつの参考として、PDSAやRSPCAでは、犬を日常的にひとりにする時間は4時間程度を超えないようにする考え方を示しています。一方、AKCでは成犬について、トイレの機会なしで6〜8時間以上ひとりにしないことを上限の目安として紹介しています。つまり「○時間なら必ず大丈夫」というより、できるだけ長時間の留守番を避け、途中でトイレや人との関わりを確保することが大切です。

この記事では、犬の年齢ごとの留守番時間の考え方と、留守番前に準備しておきたい環境について紹介します。


犬は何時間くらい留守番できる?

犬が留守番できる時間は、「成犬なら○時間」と数字だけで決められるものではありません。

同じ成犬でも、

  • 留守番に慣れている

  • トイレを長く我慢できる

  • ひとりでも落ち着いて眠れる

という犬もいれば、

  • 飼い主がいなくなると吠え続ける

  • 部屋を行ったり来たりする

  • トイレを我慢できない

  • 物を壊してしまう

といった犬もいます。

そのため、年齢だけでなく実際に留守番しているときの様子を確認することが大切です。

特に毎日のように長時間留守番させる場合は、途中で家族が帰宅したり、ペットシッターやドッグウォーカーなどを利用したりして、トイレや気分転換の時間を作る方法も考えましょう。


留守番できる時間は犬によって違う

留守番時間を考えるときは、単純に時計だけを見るのではなく、

その犬が快適に過ごせているか

を見ることが重要です。

確認したいのは、

  • 年齢

  • 健康状態

  • トイレの間隔

  • 普段の運動量

  • 留守番への慣れ

  • 性格

  • 留守番中の行動

などです。

たとえば、静かに寝ている犬と、飼い主が出てからずっと不安そうに歩き回っている犬では、同じ「3時間」でも負担は違います。

「うちの子は何時間まで大丈夫?」と考えるときは、時間+留守番中の様子をセットで確認しましょう。


子犬の長時間留守番は避けよう

子犬は成犬よりも、特に短い時間から留守番に慣らしていく必要があります。

まだトイレを長時間我慢できないことに加えて、新しい家や家族との生活そのものに慣れている途中だからです。

AKCでは子犬の留守番時間の目安として、10週未満は約1時間、10〜12週は約2時間、3か月なら約3時間など、月齢が低いほど短い時間から考える例を紹介しています。これはあくまで目安であり、実際にはその子のトイレ習慣や生活状況に合わせる必要があります。

子犬を迎えたばかりなのに、

いきなり朝から夕方まで留守番

という状況はできるだけ避けたいところです。

最初は数分程度から始め、落ち着いて過ごせることを確認しながら少しずつ時間を延ばしていきましょう。


成犬でも長時間の留守番が続く場合は注意

成犬になると子犬よりトイレの間隔は長くなり、留守番にも慣れてくる犬が多くなります。

ただし、

「トイレを我慢できる=その時間ずっと快適に留守番できる」

とは限りません。

犬は人との関わりを必要とする社会的な動物です。

毎日朝から夜までひとりで過ごす生活が続く場合は、途中で散歩やトイレ、コミュニケーションの時間を作れないか考えてみましょう。

AKCの獣医師による解説でも、成犬では4〜6時間程度をひとつの目安として紹介し、長時間になる場合は途中で人が関わる方法を検討するよう案内しています。


シニア犬は体調やトイレの間隔も確認しよう

年齢を重ねた犬の場合は、

「昔は長時間留守番できていたから」

という理由だけで判断しないことも大切です。

シニア期になると、若い頃よりトイレが近くなったり、体調によって水を飲む量が変わったりする場合があります。

また、

  • 足腰が弱くなっている

  • 落ち着かず歩き回る

  • トイレの失敗が増えた

  • 水を飲む量が急に変わった

といった変化がある場合は、留守番時間そのものを見直す必要があるかもしれません。

AKCでも、シニア犬は年齢や健康状態によって、より頻繁なトイレ休憩が必要になる場合があるとしています。

急な行動や体調の変化が気になる場合は、獣医師にも相談しましょう。


留守番前に散歩やトイレを済ませておく

犬に留守番をお願いするときは、出かける直前の準備も大切です。

可能であれば、留守番前に散歩やトイレを済ませておきましょう。

適度に体を動かしたあとなら、留守番中にゆっくり休みやすくなる犬もいます。

ただし、激しい運動をした直後に慌ただしく出かける必要はありません。

散歩から帰ったら、

水分補給 → 少し落ち着く → 留守番

という流れを作っておくとよいでしょう。

毎日似た流れを作ることで、犬にとっても「このあとは休む時間」と理解しやすくなります。


水をいつでも飲めるように準備する

留守番中でも、犬が必要なときに水を飲める環境にしておきましょう。

特に夏場や暖房を使う季節は、水分をとれることが重要です。

出かける前に、

  • 水が十分入っているか

  • 容器が倒れやすくないか

  • 犬がいつでも近づける場所にあるか

を確認しておきます。

長時間の留守番なら、万が一ひとつの器を倒しても困らないように、水飲み場を複数用意する方法もあります。


室温を快適に保つ

人がいない間も、室温管理は欠かせません。

特に夏場は、閉め切った室内の温度が大きく上がることがあります。

「今日はそこまで暑くないから大丈夫」

と思っていても、日差しや部屋の向きによって室温が変化する場合があります。

エアコンなどを利用しながら、その日の気温だけでなく、

愛犬が実際に過ごす場所の温度

を意識しましょう。

冬も同様に、寒さに弱い犬やシニア犬では過ごす場所の温度を確認しておくことが大切です。


犬が安心して過ごせる場所を作ろう

留守番中に家の中をすべて自由に歩けるようにする必要はありません。

犬が落ち着いて過ごせる、

「安心できるスペース」

を用意しておく方法もあります。

たとえば、

  • いつも使っているベッド

  • クレート

  • サークル

  • 滑りにくいマット

  • 落ち着いて過ごせる部屋

などです。

普段から寝ている場所なら、飼い主がいなくても比較的落ち着きやすいでしょう。

ただし、クレートやサークルを留守番時だけ突然使うのではなく、普段から安心して休める場所として慣らしておくことが大切です。


誤飲や事故につながるものを片付ける

留守番前には、犬の目線で部屋を確認してみましょう。

普段は触らないものでも、ひとりになると興味を持つことがあります。

特に、

  • 食べ物

  • ゴミ箱

  • 電気コード

  • 小さなおもちゃ

  • ビニール袋

  • ティッシュ

  • 観葉植物

  • 落下しそうな物

などは注意が必要です。

「今までいたずらしたことがないから大丈夫」と決めつけず、犬が触れない場所へ片付けてから外出する方が安心です。


退屈対策におもちゃや知育トイを活用

留守番中の退屈対策として、犬がひとりでも楽しめるおもちゃを用意する方法があります。

たとえば、おやつやフードを少しずつ取り出して遊ぶ知育トイなら、頭を使いながら過ごせます。

ただし、何でも留守番中に置いておけばよいわけではありません。

おもちゃを壊して飲み込んでしまう犬もいるため、

初めて使うものは必ず飼い主が見ているところで試す

ようにしましょう。

留守番中には、愛犬が普段から安全に使えていると確認できたものを選ぶのがおすすめです。


最初から長時間ではなく少しずつ慣らそう

留守番が苦手な犬に、いきなり数時間の留守番をお願いするのは避けましょう。

最初は、

別の部屋へ数分移動する

くらいから始めても構いません。

落ち着いて待てるようになったら、

玄関の外へ出る → 数分外出する → 少しずつ時間を延ばす

という流れで練習していきます。

PDSAやAKCでも、短い時間から始めて徐々にひとりで過ごす時間を延ばす方法が紹介されています。

犬が強く不安がっている場合は、無理に時間を延ばさず、前の段階に戻りましょう。


留守番がつらそうなサインを見逃さない

留守番中の犬の様子は、飼い主が帰宅したあとの部屋から分かることもあります。

たとえば、

  • 長時間吠えている

  • ドアや家具を激しく壊す

  • トイレではない場所で排泄する

  • よだれが大量に出る

  • 落ち着かず歩き続ける

  • 飼い主が外出しようとすると強く不安がる

といった様子が続く場合は、単なる「いたずら」と決めつけないことが大切です。

犬がひとりになることに強い不安を感じている可能性があります。

PDSAも、留守番中の破壊行動や排泄の失敗を叱ると不安を強める可能性があるため、罰を与えないよう案内しています。

気になる状態が続く場合は、獣医師や犬の行動に詳しい専門家へ相談しましょう。


留守番中の様子を確認できると安心

「留守番中はずっと寝ていると思っていたけれど、実際はどうなんだろう?」

これは飼い主さんにとって気になるポイントですよね。

帰宅したときに落ち着いていても、

外出直後は吠えている

途中から落ち着かなくなっている

といったこともあります。

そこで役立つのが、留守番中の様子を確認する方法です。

実際の様子を見られると、

「ほとんど寝て過ごしている」

「3時間くらいすると落ち着かなくなる」

など、愛犬に合った留守番時間を考える材料にもなります。


見守りカメラを使うのもひとつの方法

仕事や外出中に犬の様子を確認したい場合は、ペット用の見守りカメラを利用する方法もあります。

スマートフォンから室内の様子を確認できれば、

  • 犬が落ち着いているか

  • 水を飲んでいるか

  • いつもと違う行動をしていないか

  • 留守番の途中から不安そうになっていないか

などを把握しやすくなります。

もちろん、カメラを設置したから長時間留守番させてもよいという意味ではありません。

見守りカメラは、愛犬の留守番環境や過ごし方を確認するための補助的なアイテムとして考えましょう。

ペット用の見守りカメラには、Furboをはじめさまざまなタイプがあります。

どれを選べばいいか迷う場合は、こちらの記事で詳しく比較します。

関連記事

犬の見守りカメラおすすめ|留守番中の様子を確認できるカメラを比較


長時間になる日は途中で誰かに来てもらう方法も

仕事などでどうしても帰宅が遅くなる日は、

「留守番できるように我慢してもらう」

だけではなく、途中で人に来てもらう方法も考えてみましょう。

たとえば、

  • 家族

  • 親しい友人

  • ペットシッター

  • ドッグウォーカー

  • 犬のデイケア

などがあります。

途中でトイレへ連れて行ったり、少し遊んだりするだけでも、長時間ずっとひとりで過ごす状況を避けられます。

AKCやPDSAでも、長時間外出する場合には、途中で人に来てもらう方法が勧められています。


留守番前に確認しておきたいこと

出かける前は、次の項目を確認しておくと安心です。

チェックすること

確認ポイント

トイレ

外出前に済ませたか

十分な量を飲めるか

室温

留守中も快適に保てるか

寝床

安心して休める場所があるか

部屋

誤飲や事故につながるものがないか

おもちゃ

留守中でも安全に使えるものか

留守番時間

愛犬に無理のない長さか

長時間になる場合

途中で人に来てもらえるか

外出するときに毎回確認する習慣を作っておくと、うっかりを減らしやすくなります。


まとめ|時間だけでなく留守番環境も整えよう

犬が留守番できる時間は、年齢や健康状態、トイレの間隔、性格、留守番への慣れ方などによって変わります。

そのため、

「成犬だから○時間まで大丈夫」

と一律に考えるのではなく、愛犬の様子を見ながら判断することが大切です。

子犬なら短い時間から少しずつ。

成犬でも長時間の留守番が日常的にならないようにする。

シニア犬なら、体調やトイレの変化にも気を配る。

そして留守番前には、

水・室温・トイレ・安全な寝床・誤飲対策

なども忘れず確認しましょう。

さらに、「自分がいない間にどう過ごしているのか分からない」という場合は、見守りカメラで実際の様子を確認するのもひとつの方法です。

何時間留守番できるかだけではなく、その時間を愛犬が安心して過ごせているか。

そこまで含めて、無理のない留守番環境を整えていきたいですね🐾

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