犬のお手入れ
犬がブラッシングを嫌がる理由は?慣らし方と上手なお手入れ方法
もふもふ🐾日和 編集部
2026/8/18
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「ブラシを見せただけで逃げてしまう…」
「ブラッシングしようとすると体をよける…」
愛犬のお手入れをしたいのに、ブラッシングを嫌がられると困ってしまいますよね。
ブラッシングが苦手な犬には、ブラシの感触が苦手だったり、以前のお手入れで痛い思いをしたりと、さまざまな理由が考えられます。
そんなときに大切なのは、無理に押さえて一気に終わらせようとしないこと。
まずはブラシに慣れてもらい、「ブラッシングは怖くない」と感じてもらうところから始めましょう。
この記事では、犬がブラッシングを嫌がる理由から、少しずつ慣れてもらう方法、ブラッシングしやすいタイミング、毛質に合わせたブラシ選びまでわかりやすく紹介します🐾
犬がブラッシングを嫌がるのはなぜ?

犬がブラッシングを嫌がる理由は、その子によってさまざまです。
たとえば、
ブラシの感触が苦手
毛が引っ張られて痛かった経験がある
ブラッシング中に長時間拘束されたことがある
足先やお腹など、触られるのが苦手な場所がある
ブラシそのものに慣れていない
などが考えられます。
特に毛のもつれを強く引っ張った経験があると、「ブラシ=痛いもの」と覚えてしまうこともあります。
そのため、嫌がっている犬を無理に押さえつけるのではなく、まずは「何が苦手なのかな?」と様子を見ながら進めることが大切です。
また、以前は平気だったのに急にブラッシングを嫌がるようになった場合は、皮膚の赤みや傷、痛がる場所がないかも確認してみましょう。
ブラッシングを嫌がる犬にやってはいけないこと

「早く終わらせたいから」と、嫌がる犬を押さえて一気にブラッシングするのは避けたいところです。
強く嫌がっている状態で続けてしまうと、ブラッシングそのものへの苦手意識がさらに強くなることがあります。
特に避けたいのは、
嫌がっているのに長時間続ける
強く押さえつける
毛玉やもつれを無理に引っ張る
ブラシを強く皮膚へ押しつける
叱りながらブラッシングする
といった方法です。
一度で全身をきれいにしようとせず、今日は背中だけ、次は胸まわりだけというように分けても大丈夫です。
愛犬が落ち着いているうちに終わらせることを意識しましょう。
ブラシに慣れてもらう5つのステップ

ブラッシングが苦手な犬には、いきなり全身をブラッシングするのではなく、少しずつ段階を踏んで慣れてもらいましょう。
STEP1|まずはブラシを見せる
最初はブラッシングせず、ブラシを愛犬の近くに置いてみます。
犬がブラシの匂いを嗅いだり、近づいたりしても嫌がらなければOK。
ブラシを見ても何も嫌なことが起こらない、と感じてもらうところからスタートです。
STEP2|普段どおり体をなでる
次はブラシを使わず、普段どおり背中や肩などをやさしくなでます。
愛犬がリラックスしている状態を作ってから、ブラシへ進みます。
STEP3|ブラシを体に軽く触れさせる
ブラシを持ち、背中など比較的触られることに慣れている場所へ軽く触れてみます。
ここでは、まだ何度もブラッシングする必要はありません。
ブラシが体に触れても落ち着いていられれば十分です。
STEP4|1〜2回だけブラシを通す
愛犬が嫌がっていなければ、毛の流れに沿って1〜2回だけやさしくブラッシングしてみます。
そして、嫌がる前に終わらせます。
「もっとできそう」と思うくらいでやめるのがポイントです。
STEP5|少しずつ時間を伸ばす
ブラッシングに慣れてきたら、数回ずつブラシを通す回数を増やしていきます。
背中に慣れたら首まわり、胸、お尻など、少しずつ範囲を広げていきましょう。
愛犬のペースに合わせて進めることが大切です。
ブラッシングしやすいタイミングを選ぼう

ブラッシングは、いつ行うかも大切です。
犬が遊びたくて興奮しているときや、散歩へ行きたくてそわそわしているときは、お手入れに集中しにくいことがあります。
おすすめなのは、
散歩から帰って少し落ち着いたあと
食後しばらくしてリラックスしているとき
飼い主さんのそばでくつろいでいるとき
お昼寝前など穏やかに過ごしているとき
です。
「ブラッシングの時間!」と構えすぎず、普段なでている流れから自然に始めるのもおすすめです。
短時間で終わったあとにほめたり、ごほうびを用意したりすることで、ブラッシングに良い印象を持ってもらいやすくなります。
短毛犬・長毛犬でブラシを使い分けよう

犬がブラッシングを嫌がる原因のひとつに、ブラシが毛質に合っていないこともあります。
短毛犬と長毛犬では、使いやすいブラシのタイプが異なります。
短毛犬では、なでるような感覚で使えるラバーブラシやミトンタイプが取り入れやすい場合があります。
一方、長毛犬では毛の内側に抜け毛やもつれができやすいため、スリッカーブラシなどを使って少しずつ毛並みを整えていきます。
大切なのは、たくさん毛が取れるブラシを選ぶことではなく、愛犬の毛質とお手入れの目的に合ったものを選ぶことです。
関連記事:犬猫ブラシの選び方|毛質に合ったブラシで毎日のケアを快適に →
ブラッシングが苦手な短毛犬にはラバーミトン

ペティオ Porta ダブルラバーミトンブラシ
ブラシを見ると逃げてしまう短毛犬には、手にはめて使えるミトンタイプも選択肢のひとつです。
手でなでる感覚に近いため、一般的なブラシの感触が苦手な犬でも取り入れやすい場合があります。
普段愛犬をなでている流れから少しずつ使えるのもメリットです。
無理に長時間使わず、まずは背中を数回なでるところから始めてみましょう。
こんな犬におすすめ
短毛犬
ブラシを見ると逃げてしまう犬
なでられることは好きな犬
ブラッシングを少しずつ習慣にしたい方
長毛犬はもつれを無理に引っ張らない

ペティオ Porta ソフトスリッカーブラシ S
長毛犬の場合は、毛の絡まりやもつれによってブラッシング時に痛みを感じることがあります。
特に、
耳の後ろ
脇の下
胸まわり
お腹
後ろ足まわり
などは毛が絡まりやすい場所です。
いきなり根元からブラシを通そうとせず、毛先から少しずつ整えていきましょう。
もつれがある場所を強く引っ張ると、「ブラッシング=痛い」と覚えてしまう原因にもなります。
こんな犬におすすめ
長毛犬
毛が絡まりやすい犬
毛並みをやさしく整えたい犬
ソフトタイプのスリッカーブラシを探している方
どうしてもブラッシングを嫌がるときは無理をしない

少しずつ慣らしても、どうしてもブラッシングを嫌がる犬もいます。
そんなときは、一度にすべてのお手入れを終わらせようとしなくて大丈夫です。
今日は背中だけ、明日は胸まわりというように、数日に分けても構いません。
また、毛玉やもつれがひどく、自宅で安全にお手入れすることが難しい場合は、トリミングサロンなどへ相談する方法もあります。
急に特定の場所を触られるのを嫌がるようになったり、皮膚に赤み・傷・脱毛などが見られたりする場合は、必要に応じて動物病院へ相談しましょう。
「ブラッシングをしなければ」と焦るよりも、愛犬が安心してお手入れできることを優先してください。
少しずつ「気持ちいい時間」にしていこう

ブラッシングが苦手な犬でも、少しずつ慣らしていくことで受け入れられるようになることがあります。
最初から完璧にブラッシングする必要はありません。
ブラシを見ても平気になった。
背中を1回ブラッシングできた。
それだけでも十分な一歩です。
愛犬の様子を見ながら、短時間のお手入れを少しずつ積み重ねていきましょう。
ブラッシングが「嫌な時間」ではなく、飼い主さんとのスキンシップの時間になってくれるといいですね🐾
今回紹介したブラッシング用品
ペティオ Porta ダブルラバーミトンブラシ
ペティオ Porta ソフトスリッカーブラシ S