犬猫の暮らし・豆知識
犬と車で出かける前に準備すること|乗る場所と持ち物を確認
もふもふ🐾日和 編集部
公開日:
最終更新日:
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
記事内に商品・サービスへのアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
Amazonのアソシエイトとして、もふもふ🐾日和は適格販売により収入を得ています。
「犬は車のどこに乗せればいい?」「近くまでのお出かけでも、何を持っていけばいい?」。愛犬とのドライブは、行き先を決めるのと一緒に、車内で過ごす場所と乗り降りの手順も用意しておくと、当日あわてずに済みます。
この記事では、出発前の体調確認から、クレートのサイズと固定、持ち物、休憩までを順に整理します。新しい道具をそろえる前に、今あるものと愛車の説明書から確認してみましょう。
まずは愛犬の様子と、無理のない予定を確認する
出発前には、食欲、排せつ、歩き方、呼吸などが普段と違わないか見ておきます。元気がない、吐く、息づかいがいつもと違うときは、予定を優先せず、必要に応じて獣医師へ相談してください。
初めての車移動で、いきなり長い予定を組む必要はありません。移動時間に加えて、乗せる準備、休憩、帰宅後に落ち着く時間まで含めて考えます。
目的地で犬が入れる場所と利用条件を確認する
休憩できる場所と、予定を短くして帰る経路を調べる
車酔いや持病の心配がある場合は、出発日より前に相談する
緊急時に連絡できる動物病院の情報を控える
食事や薬について指示を受けている犬は、その内容に合わせます。人用の酔い止めなどを自己判断で与えないようにしましょう。
乗る場所は、車内を動き回れない方法と一緒に決める
「後部座席なら大丈夫」と場所だけで決めず、クレートや車載用の拘束用品をどう取り付けるかまで確認します。運転席の足元や膝の上、窓から顔を出せる状態は避けてください。
米国獣医師会(AVMA)の車内安全の案内でも、適したハーネスやクレートなどを使い、犬が自由に動き回らないようにすることが勧められています。散歩用ハーネスと車載用製品は、用途を分けて確認しましょう。
汚れ防止のシートだけでは、犬を固定できません
座席を覆うドライブシートは、毛や泥への対策に使うものです。犬の飛び出しや衝突時の保護を担う用品とは区別します。車と用品それぞれの説明書を読み、シートベルトやエアバッグなどの働きを妨げない位置を選んでください。
クレートは体重表示だけでなく、内寸と出入口を見る
「体重○kgまで」は選ぶための目安の一つです。同じ体重でも、胴の長さや脚の高さは違います。愛犬が自然に立ち、向きを変え、楽な姿勢で伏せられる広さがあるかを確かめましょう。
内寸:犬が実際に過ごす空間の幅・奥行・高さ
出入口:無理に体を縮めず出入りできる大きさ
外寸:車内に置くために必要な大きさ
扉の開閉:設置後も扉を開け、犬を出せる余裕
内寸と外寸を取り違えると、車に入っても犬が窮屈だったり、犬に合っても車内で扉が開かなかったりします。敷物を入れる場合は、その厚みで狭くなる分も考えます。
実物を試せない購入先では、交換条件も確認しておくと安心です。大きければ大きいほどよい、と一律には考えず、体格と設置条件の両方で選びます。
サイズ確認の具体例:キャンピングキャリーファインR ダブルドア M
リッチェル キャンピングキャリーファインR ダブルドア M アイボリーを例に、寸法表示の読み方を見てみましょう。前扉に加えて上扉があるハードタイプのキャリーです。
外寸:幅40.5×奥行55.5×高さ37.5cm
内寸:幅36×奥行54×高さ35cm
本体重量:約2.5kg
メーカーの体重目安:12kg以下
たとえば車内の採寸には外寸を使い、愛犬の姿勢を確認するときは内寸を使います。体重が目安以内でも、体の長さや高さによっては合いません。前扉の開閉と上扉を開ける空間も、設置場所で確かめてください。
候補になる家庭と、購入前の確認点
前と上から出し入れできるキャリーを、自宅で慣らしながら移動にも使いたい家庭の候補です。シートベルト固定機能がありますが、愛車での取り付け可否と手順は説明書で確認します。体重目安は、衝突時の強度を示す数値ではありません。
メーカー公式の商品案内で仕様を確認できます。購入先では「ファインR」「ダブルドア」「M」「アイボリー」を照合してください。楽天のリンク先は色を選ぶページのため、アイボリーを選択します。
固定方法と周りの荷物を、出発前に試しておく
キャリーが座席に載ることと、説明書どおりに固定できることは別です。ベルトを通す場所、向き、長さ、座面との接し方を確認し、指定されていない持ち手や部品へ自己流で結び付けないようにします。
犬を乗せる前に取り付けを試し、扉やロックが操作できるか、通気部分が荷物でふさがれないかを見ます。ぐらつくときは、タオルや荷物を詰め込んで解決したことにせず、取り付け条件から見直してください。
車のシートベルトを必要な長さまで引き出せるか
ベルトのねじれや、部品の挟み込みがないか
急な動きで荷物が犬のいる場所へ落ちてこないか
休憩時に扉を開く側から近づけるか
取り付けを確認しても、事故時の保護が保証されるわけではありません。衝突試験の実施や条件を重視する場合は、その製品についてメーカーが公表している情報を別に確認しましょう。
慣れる練習は、家の中から短い段階に分ける
初めて使うクレートは、出発当日に初めて見せるより、家で確かめられる時間をつくります。扉を開けた状態で近づく、においを嗅ぐ、中へ入る、と愛犬の様子に合わせて進めましょう。
次に停車中の車で短く過ごし、落ち着いていられるか見ます。その後の短い移動でも、よだれが増える、体がこわばる、落ち着かず動き続けるなどの変化がないかを観察します。
怖がっている犬を押し込む、扉を閉めて長く我慢させる進め方は避けます。うまくいかない日は一段階戻り、車酔いが疑われるときは獣医師へ相談してください。
走行中に運転者が後ろを向いて世話をすることはできません。様子を見る人が同乗できない場合も、対応が必要になったら安全に停車してから行います。
持ち物は、飲む・歩く・汚れる場面ごとにまとめる
荷物は多さより、必要なときに取り出せることが大切です。休憩で使うものを一つのバッグにまとめ、移動中に動かない場所へ置いておきましょう。
使う場面 | 用意するもの | 確認したいこと |
|---|---|---|
水分補給 | 飲み水、慣れた器 | 休憩時にすぐ取り出せるか |
乗り降り・散歩 | 適合する首輪やハーネス、リード | 装着と金具の状態、連絡先の表示 |
排せつ | 処理袋、必要ならペットシーツ | 使用済みを分けて持ち帰れるか |
汚れたとき | タオル、拭き取り用品、収納袋 | 犬用と車内用を分けられるか |
長めの外出 | 普段のフード、必要な薬、連絡先 | 保存方法と普段の指示を守れるか |
目的地で書類の提示が必要な場合は、利用条件に合わせて準備します。出かける時間が延びたときも考えつつ、フードや薬の与え方を当日に大きく変えないようにしてください。
汚れ対策は、乗る前と帰宅後の手間まで考える
帰りの車が汚れやすいなら、乗せる前に足先やお腹の泥を落とせる場所とタオルを用意します。雨の日は、濡れたタオルをそのまま座席へ置かず、乾いたものと分けて持ち帰りましょう。
シートカバーを使う場合は、覆える範囲と取り外す手順を確認します。キャリーの固定部分、座席のベルト、扉の動きに干渉しない組み合わせを選ぶことが先です。
帰宅後に毛を取り除く、濡れたものを乾かす、洗ったものを戻す場所まで決めておくと、次の出発前の負担が軽くなります。カバーを追加する前に、手持ちのタオルや収納袋で変えられる部分も探してみてください。
休憩では、扉を開ける前に乗り降りの準備をする
休憩は移動距離だけで機械的に決めず、愛犬の様子、天候、渋滞も見ながら余裕を持って取ります。水を飲む、排せつする、落ち着いて休む時間を確保しましょう。
安全に駐車し、周囲の車や人の動きを確認します。
車の扉やクレートを開放する前に、リードを扱える状態にします。
誰が犬を見て、誰が荷物を出すかを決めます。
戻ったら扉・ロック・固定をもう一度確認します。
短い買い物やトイレ休憩でも、犬だけを車内に残さない予定にしてください。日陰や少し開けた窓でも、車内の温度上昇を防げるとは限りません。AVMAも、気温や留守にする時間にかかわらず、駐車した車へペットを残さないよう案内しています。
出発直前は、この7つを確認しよう
愛犬の様子は普段と変わらず、無理のない予定になっている
犬が過ごす場所と、車内で動き回らない方法を決めている
クレートの扉・ロック・固定を確認した
周囲の荷物やカバーが、固定や通気を妨げていない
水、リード、排せつ用品、タオルをすぐ出せる
休憩場所と乗り降りを担当する人を決めている
犬を車内に残さずに過ごせる予定になっている
最初から遠くへ行かなくても、準備を試せる短いお出かけは、愛犬に合う方法を知る機会になります。帰宅後に困ったことを一つだけメモして、次の準備へつなげましょう。









