猫のお手入れ
猫にシャンプーは必要?洗うことがあるケースと基本のお手入れ
もふもふ🐾日和 編集部
2026/9/6
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「猫も定期的にシャンプーしたほうがいいの?」と迷うことはありませんか。きれいにしてあげたい気持ちがあっても、水が苦手な愛猫を洗うのは心配ですよね。
健康な成猫は自分で毛づくろいをするため、全身を定期的に洗う必要がないことが多いものです。まずは普段のお手入れで足りるかを考え、汚れや体調に応じた方法を選びましょう。
健康な成猫は、定期的に洗う必要がないことが多い

毛づくろいで清潔を保てていて、汚れや皮膚の異常がなければ、カレンダーどおりに洗う予定を作る必要はありません。夏になったからと入浴回数を増やすことも、通常は不要です。
VCAも健康な成猫が入浴を必要とすることはまれと説明しています。猫の年齢・生活・健康状態で必要性は変わるため、犬と同じ間隔を当てはめずに考えます。
まず見るのは、汚れの場所と広がり

足先だけなのか、お尻の周りなのか、被毛全体なのかを見ます。小さな汚れなら、その部分を拭くことで済むことがあります。全身を濡らす前に、必要な範囲を絞りましょう。
何が付いたのか分からない場合や、洗剤・薬品などが付着した場合は、なめないよう配慮しつつ動物病院へ連絡します。自己流で別の洗剤や溶剤を使って落とそうとしないでください。
食べこぼしや軽い汚れは部分拭きから

日常の軽い汚れなら、ぬるま湯で湿らせてよく絞った柔らかい布を当て、毛並みに沿ってやさしく拭きます。何度も強くこするより、布のきれいな面へ替えるほうが負担を減らせます。
拭いた部分が湿ったままにならないよう、乾いたタオルで水分を取ります。顔の近くは特に慎重にし、目や耳の中へ布を押し込まないようにしましょう。
広い範囲の汚れは、洗う必要性を相談する

拭いても落ちない汚れが広がっているときは、水で洗うケアが必要になることもあります。ただし強く嫌がる猫を一人で洗い切ろうとせず、動物病院や猫の扱いに慣れたトリマーに相談できます。
汚れの種類、付着した時間、体調、どのくらい触れるかを伝えると、相談しやすくなります。下痢で何度も汚れる場合も、洗浄だけで済ませず原因の確認を優先してください。
普段の基本は、短時間のブラッシング

ブラッシングは抜け毛や小さなもつれを取り、皮膚の変化に気づくきっかけになります。猫が落ち着いているときに、触られるのが好きな背中などから短く始めましょう。
毛の長さやもつれやすさで必要な頻度は変わります。道具が引っ掛かる場所を無理に引かず、嫌がる前に切り上げることを大切にします。
長毛猫は、毛玉を濡らす前に確認

長毛だから必ず頻繁に洗う、ということではありません。まず毛の根元まで少しずつ見て、固い毛玉や皮膚を引っ張るもつれがないか確認します。
大きな毛玉は濡れると扱いにくくなることがあります。皮膚を巻き込む危険があるため、はさみで切り取らず、動物病院や専門家に任せましょう。
シニア猫の毛づくろいの変化に気づく

以前より毛が脂っぽい、届かない場所があるなどの変化は、年齢だけでなく体の動かしにくさが関係することもあります。洗う回数を増やす前に、いつから変わったかを振り返ります。
普段の様子や汚れの場所を記録して相談してください。自宅では、姿勢を無理に変えず、届かない部分のお手入れを短時間手伝うことから考えます。
子猫は月齢と体調を先に確認

猫用と表示されていても、生まれてすぐ使えるとは限りません。製品ごとの対象月齢を確認し、小さな子猫の汚れは獣医師へ相談してから対処します。
体を濡らしすぎず、冷やさないことも大切です。成猫の洗い方や使用量をそのまま当てはめず、体調が落ち着いているかを先に確かめましょう。
赤み・脱毛・強いかゆみは、洗う前に受診

赤み、脱毛、かさぶた、強いかゆみがある場合は、市販シャンプーで様子を見続けず動物病院に相談します。皮膚の問題にはさまざまな原因があり、汚れだけとは限りません。
治療として洗浄を指示された場合は、その製品・回数・使い方に従います。薬用という表示だけを手掛かりに、自分で治療用の製品を選ばないようにしてください。
参考:ASPCA|猫のお手入れ
洗うときは、すすぎと乾燥まで準備する

水で洗う必要がある日は、猫に使えるシャンプー、滑りにくい足場、タオルなどを先に用意します。落ち着いた環境で、顔へ直接水をかけず、製品の説明に沿って洗います。
洗い流す製品は泡が残らないよう十分にすすぎます。その後はタオルで水分を取り、体を冷やさず乾かせる環境を整えます。強く嫌がる場合は、無理な全身洗浄を続けないでください。
水なしタイプにも、対象と手順がある

水なしシャンプーは、すすぎの負担を減らす選択肢です。ただし泡を付けるだけで終わるとは限らず、拭き取りや使用後の乾燥が必要な製品があります。
猫用表示と対象月齢、目や口の周りに使えるか、肌に異常があるときの注意を確認します。薬品の付着や皮膚病を、水なしケアだけで解決しようとしないことも大切です。
寝床と道具も清潔にして、汚れをためない

猫自身を洗うことだけに集中せず、寝床のカバーやブラシ、よく使うタオルも清潔に保ちます。洗濯できるものは表示に従い、十分に乾かして戻しましょう。
今日の毛並みや触られ方を普段と比べる習慣があれば、必要なお手入れを選びやすくなります。愛猫が落ち着いて過ごせることを、清潔さと一緒に大切にしてください。
ライオン ペットキレイ 毎日でも洗えるリンスインシャンプー 猫用 330ml

洗い流す液体のリンスインタイプ。フローラルの微香性で、泡立ちと泡切れのよさをメーカーが案内しています。水で洗う必要があり、すすぎと乾燥まで対応できる場面の比較候補です。
商品名は毎日の入浴を勧める意味ではありません。生後3か月未満の幼猫や、肌に異常があるときには使用しない製品です。目・口・耳を避け、十分にすすいで乾かしてください。
よくある質問
一度もシャンプーしていなくても大丈夫?
健康で毛づくろいができ、汚れや皮膚の異常がなければ、必ず洗う必要はありません。気になる変化がある場合は獣医師へ相談しましょう。
においが気になるときは毎日洗う?
においが続く場所と皮膚の状態を確認し、異常があれば受診します。香りで隠したり、回数だけを増やしたりしないようにしましょう。
まとめ
猫のお手入れは、洗うことより「必要なケアを選ぶこと」が出発点です。普段はブラッシングや部分拭きで支え、広い汚れや体調の変化があるときは専門家に相談しましょう。