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猫用品

猫が水を飲みやすい環境とは?器の数・場所・形を見直そう

もふもふ🐾日和 編集部

2026/9/2

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「水を用意しているのに、あまり飲んでいるところを見ない」
「もっと水分をとってほしいけれど、どうしたらいい?」
「給水器に変えた方がいいのかな?」

そんな悩みを持つ飼い主さんも多いのではないでしょうか。

猫は一度にたくさん水を飲むとは限らず、飼い主さんが見ていないタイミングで少しずつ飲んでいることもあります。

とはいえ、毎日の水分補給は大切。

水を飲む量が気になるときは、まず器の数・置き場所・形・水の状態など、身近な環境から見直してみましょう。

この記事では、猫が水を飲みやすい環境を作るためのポイントと、給水用品の選び方を紹介します。


猫が水を飲まないときは、まず環境を見直してみよう

猫が水をあまり飲んでいないように感じても、すぐに「給水器を買わなければ」と考える必要はありません。

最初に確認したいのは、現在の水飲み環境です。

たとえば、

  • 水飲み場が1か所しかない

  • 普段あまり通らない場所に置いている

  • 器が小さい・深すぎる

  • 食事場所やトイレのすぐ近くにしかない

  • 水を長時間交換していない

  • 器が動きやすい

などがないかチェックしてみましょう。

猫によって好みは違います。

そのため、「この置き方が正解」と決めつけるより、愛猫が自然に水へ近づく環境を探すことが大切です。


水飲み場は1か所だけにしない

猫が水を飲みやすい環境を作るなら、まず試したいのが水飲み場を増やすことです。

リビングに水を置いていても、猫が寝室や別の部屋で長く過ごしている場合、そのたびに水飲み場まで移動する必要があります。

そこで、

リビング
猫がよく寝る部屋の近く
ケージやキャットタワー周辺

など、猫が普段過ごしている場所を基準に水を用意してみましょう。

「水を飲みに行く」のではなく、移動している途中に自然と水飲み場がある状態を作るイメージです。

ただし、家中にたくさん置けばよいというわけではありません。

まずは現在の場所に加えてもう1か所増やすなど、愛猫の反応を見ながら調整してみましょう。


猫がよく通る場所に水を置こう

水飲み場の数と一緒に見直したいのが置き場所です。

人にとって便利な場所が、必ずしも猫にとって落ち着いて水を飲める場所とは限りません。

猫が普段、

  • よく通る

  • くつろいでいる

  • 長く過ごしている

  • 安心して立ち止まれる

場所を観察してみましょう。

たとえば窓辺やキャットタワー付近で過ごすことが多いなら、その近くに水飲み場を増やしてみるのもひとつの方法です。

反対に、人が頻繁に通る狭い通路や、大きな音がする家電のすぐ近くなどでは、落ち着きにくい猫もいます。

「飲んでほしい場所」ではなく「猫が過ごしている場所」から考えると見直しやすくなります。


ごはんやトイレとの位置関係も確認しよう

猫の水入れというと、フードボウルのすぐ横に置くイメージがありますよね。

もちろん、その場所で問題なく飲んでいる猫なら無理に変える必要はありません。

ただし猫によっては、食事場所とは少し離れた場所にある水を好むこともあります。

そのため、

「ごはんの横に水を置いているけれど、ほとんど飲まない」

という場合は、別の場所にも水を用意して反応を見てみましょう。

また、トイレのすぐそばは避け、できるだけ清潔で落ち着ける場所に置くのがおすすめです。


水入れは広さ・深さ・高さを見直そう

場所を変えてもあまり飲まない場合は、器そのものが好みに合っているかも確認してみましょう。

猫の水入れには、

  • 浅め

  • 深め

  • 口が広い

  • 高さがある

  • 陶器製

  • ステンレス製

  • ガラス製

など、さまざまなタイプがあります。

特に顔を器へ入れたとき、ひげが縁に触れるのを気にする猫もいるため、狭く深い器で飲みにくそうなら、少し口の広いタイプを試してみる方法もあります。

また、床置きでは頭を大きく下げているように見える場合は、少し高さのある水入れを試してみてもよいでしょう。

大切なのは、「猫用だから使いやすい」と決めつけず、実際に愛猫が飲んでいる姿勢を見ることです。

猫用食器の高さ・深さ・素材については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

関連記事:猫用食器の選び方|高さ・深さ・素材のポイント →


水入れの素材も変えてみよう

器の形だけでなく、素材によっても使い心地は変わります。

猫用の水入れでよく使われるのは、

陶器・磁器

ある程度重さがあり、動きにくいのが特徴です。

シンプルな形状なら洗いやすく、室内にもなじみやすいタイプです。

ステンレス

軽くて丈夫で、割れにくいのがメリット。

軽量な商品は動きやすい場合があるため、滑り止めの有無も確認しましょう。

ガラス

水の状態が見えやすく、透明なデザインを好む家庭にも選ばれています。

ただし落下すると破損する可能性があるため、設置場所には注意が必要です。

今使っている器であまり飲まない場合は、形だけでなく素材の違うものを試してみるのもひとつの方法です。


水はこまめに交換して清潔に

水飲み場を増やしても、水そのものが汚れていては飲みにくくなります。

水入れには、

  • 猫の唾液

  • 抜け毛

  • ホコリ

  • フードの食べかす

などが入りやすいため、見た目がきれいでも定期的に交換しましょう。

器も水を足すだけではなく、毎日洗って清潔な状態を保つことが大切です。

特に夏場や暖房を使う季節など、水の状態が変わりやすい環境では、こまめに確認してあげましょう。


普通の水皿をあまり使わないなら「流れる水」を試す方法も

猫によっては、止まっている水よりも動きのある水に興味を示すことがあります。

蛇口から流れる水を見に来たり、水滴に興味を持ったりする猫なら、循環式給水器を試してみるのもひとつの方法です。

循環式給水器は、ポンプで水を動かしながらフィルターを通すタイプが一般的です。

ただし、

循環式給水器にすれば必ず水をたくさん飲む

というわけではありません。

普通の水皿を好む猫もいるため、愛猫の反応を見ながら選びましょう。

また、循環式給水器も水交換や本体・ポンプの洗浄、フィルター交換などのお手入れが必要です。


猫の水分補給に使いやすい給水用品3選

ここからは、水飲み環境を見直すときに候補にしやすい給水用品を3つ紹介します。

普通のボウル・循環式・ケージ取付型と、それぞれタイプが異なります。


HARIO PET「にゃんプレボウル」

シンプルな水入れを見直したいときに候補になるのが、HARIO PET「にゃんプレボウル」です。

フードだけでなく水入れとしても使える深型の磁器製ボウルで、内側には水量を確認しやすい目盛りがあります。

「今の器が小さすぎるかも」「違う形の水皿を試してみたい」という場合にも取り入れやすいタイプです。

こんな猫におすすめ

  • シンプルな水入れを使いたい

  • 磁器製の器を探している

  • 水量を確認しやすくしたい

  • 普通のボウルタイプが好きな猫

水用として使う場合は、実際に飲んでいるときに顔を入れにくそうにしていないかも確認してみましょう。

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GEX「ピュアクリスタル ハロー 950mL 猫用」

流れる水を試してみたい場合は、GEX「ピュアクリスタル ハロー 950mL 猫用」のような循環式給水器も選択肢になります。

ポンプで水を循環させるフィルター式で、一般的な水皿とは違った水飲み環境を作れます。

猫が水の動きに興味を示す場合や、循環式給水器を初めて試してみたい家庭にも候補になるタイプです。

こんな猫におすすめ

  • 流れる水に興味を持つ

  • 蛇口の水を気にすることがある

  • 普通の水皿以外も試してみたい

  • フィルター式給水器を取り入れたい家庭

循環式も定期的に水を交換し、ポンプや水が通る部分まで清潔に保ちましょう。

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リッチェル「キャットウォーターディッシュ S ボトル付」

ケージやサークル内にも水飲み場を増やしたい場合には、リッチェル「キャットウォーターディッシュ S ボトル付」も便利です。

ケージなどに取り付けられるお皿型で、ボトルから受け皿へ水が補給される仕組みです。

床に水皿を置くスペースを取りにくく、水飲み場を増やしたいときにも使いやすいタイプです。

こんな猫におすすめ

  • ケージやサークルを利用している

  • 水飲み場をもう1か所増やしたい

  • お皿から飲むタイプが好き

  • 水皿を床に置きたくない

リビングには普通の水皿、ケージにはウォーターディッシュなど、場所によって給水用品を使い分ける方法もあります。

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水飲み場は同じ器で揃えなくてもOK

複数の水飲み場を作る場合、すべて同じ器に揃える必要はありません。

たとえば、

リビング
→ 広めの陶器製ボウル

ケージ周辺
→ 取付型ウォーターディッシュ

よく過ごす別の部屋
→ 循環式給水器

というように、置く場所に合わせて種類を変えることもできます。

むしろ異なるタイプを用意することで、愛猫がどの器や場所を好むのかを確認しやすくなることもあります。

最初から全部を買い替えるのではなく、ひとつずつ変えながら反応を見てみましょう。


水を飲んだ量もできる範囲で確認しよう

猫が水を飲んでいるか気になる場合は、「飲んでいるところを見たかどうか」だけで判断しないことも大切です。

飼い主さんが寝ている間や外出中に飲んでいることもあります。

目盛り付きの器を使ったり、朝と夜で水量を確認したりすると、ある程度の変化を把握しやすくなります。

ただし、複数の猫がいる家庭や蒸発量が多い環境などでは、正確な飲水量を把握するのが難しいこともあります。

あくまで普段との違いを見つける目安として活用しましょう。


急に水を飲まなくなったときは注意しよう

水飲み環境を工夫することは大切ですが、急に水を飲まなくなった場合や、いつもと様子が違う場合は環境だけの問題とは限りません。

特に、

  • 元気がない

  • 食欲も落ちている

  • 嘔吐や下痢がある

  • 排尿の回数や量がいつもと違う

  • トイレへ何度も行く

  • 水を飲もうとしているのに飲めない

  • 明らかに普段より飲水量が減っている

などが見られる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

また、反対に急に水をたくさん飲むようになった場合も、普段との大きな変化として注意しておきたいポイントです。


猫が水を飲まないときによくある質問

猫の水飲み場はいくつ必要?

「必ず○個」という決まりがあるわけではありません。

まずは猫が普段過ごしている場所を確認し、現在1か所だけなら別の場所にも追加して反応を見てみましょう。

多頭飼いの場合も、それぞれが落ち着いて利用できる水飲み場を用意すると使いやすくなります。

水とごはんは離した方がいい?

フードボウルの隣でも問題なく水を飲む猫はいます。

一方で、少し離れた場所の水を好む猫もいるため、現在ほとんど飲まない場合は、別の場所にも水を用意してみる価値があります。

猫の水入れは浅い方がいい?

猫によって好みが異なります。

深い器で飲みにくそうなら、広め・浅めのタイプを試してみましょう。

ただし、水用では十分な量を入れられる容量も必要なので、広さと深さのバランスを確認してください。

循環式給水器にすれば水を飲む?

必ず飲むとは限りません。

流れる水を好む猫もいれば、静かな水皿を好む猫もいます。

普通の水皿を残したまま循環式を追加するなど、愛猫が選べる環境を作って反応を見るのもひとつの方法です。

ウェットフードでも水分補給できる?

ウェットフードはドライフードより水分を多く含むため、食事から水分をとる方法のひとつになります。

ただし、食事内容を大きく変更する場合や、療法食を利用している場合などは、自己判断だけで変更せず獣医師へ相談しましょう。


まとめ|器の数・場所・形を少しずつ変えてみよう

猫が水をあまり飲まないと感じたら、いきなり大きく環境を変えるのではなく、まず身近なところから確認してみましょう。

水飲み場が1か所だけなら
→ よく過ごす場所にもう1か所追加してみる

あまり水入れに近づかないなら
→ 置き場所を変えてみる

器に顔を入れにくそうなら
→ 広さ・深さを見直す

器が動きやすいなら
→ 安定した素材や滑り止めを試す

普通の水皿に興味を示さないなら
→ 循環式給水器も選択肢にする

水が汚れやすいなら
→ 水の交換と器のお手入れをこまめに行う

といった方法があります。

今回紹介した給水用品では、

シンプルな水入れなら
HARIO PET「にゃんプレボウル」

流れる水を試したいなら
GEX「ピュアクリスタル ハロー 950mL 猫用」

ケージにも水飲み場を増やしたいなら
リッチェル「キャットウォーターディッシュ S ボトル付」

がそれぞれ候補になります。

猫によって好む水の飲み方はさまざまです。

愛猫がどこで、どんな器なら自然に水を飲んでいるのかを観察しながら、少しずつ環境を整えてあげてくださいね。