犬猫の暮らし・豆知識
猫は何時間くらい留守番できる?外出前に準備しておきたいこと
もふもふ🐾日和 編集部
2026/8/30
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「仕事の日、猫だけで何時間くらい留守番できる?」
「朝から夕方までひとりでも大丈夫なのかな?」
猫は犬に比べてひとりで過ごすイメージが強く、「ごはんと水さえあれば長時間でも大丈夫」と思われることがあります。
でも、猫も何時間でもひとりで過ごせるわけではありません。
健康な成猫であれば、8〜12時間程度の留守番がひとつの目安とされることがあります。Cats Protectionでは、猫だけで過ごす時間は最大でもおよそ12時間を目安とし、12時間の留守番を日常的に繰り返すことは避けるよう案内しています。PetMDでも、健康な成猫は一般的に8〜12時間程度としています。
ただし、これはすべての猫に当てはまる数字ではありません。
子猫・シニア猫・持病がある猫・食事や投薬が必要な猫では、もっと短い時間での確認が必要です。
この記事では、猫の年齢ごとの留守番時間の考え方と、外出前に準備しておきたいごはん・水・トイレ・室温・安全対策について紹介します。
猫は何時間くらい留守番できる?

健康な成猫で、普段から留守番に慣れている場合は、8〜12時間程度がひとつの目安になります。
ただし、
「成猫なら12時間までは必ず大丈夫」
という意味ではありません。
Cats Protectionでは、約12時間を猫だけで過ごさせる時間の上限の目安としつつ、それを日常的に繰り返すことは勧めていません。12時間以上になる場合や、長時間の留守番が連日続く場合は、家族・友人・ペットシッターなどに様子を見てもらうことを勧めています。
猫によって、
食事の回数
水を飲む量
トイレの頻度
年齢
健康状態
留守番への慣れ
人との関わりを好む程度
は違います。
数字だけを見るのではなく、愛猫が実際に留守番中をどう過ごしているかも考えながら判断しましょう。
留守番できる時間は猫によって違う

猫は比較的ひとりの時間を過ごせる動物ですが、性格や生活スタイルには大きな個体差があります。
飼い主さんが外出してもほとんど寝て過ごす猫もいれば、姿が見えなくなると落ち着かなくなる猫もいます。
特に確認したいのは、
年齢
健康状態
食事や投薬の必要性
トイレの状態
留守番前後の行動
食欲の変化
飼い主が帰宅したときの様子
です。
RSPCAも、猫を日中長時間ひとりにし続けないことや、人との定期的な関わりが必要であることを案内しています。
「猫はひとりが好きだから大丈夫」と一括りにせず、その子自身の様子を見ることが大切です。
子猫の長時間留守番は避けよう

子猫は、成猫と同じように長時間留守番させないようにしましょう。
まだ食事を少量ずつ何回かに分けてとる必要があり、好奇心も旺盛です。
思わぬ場所へ登ったり、小さなものを口にしたりする可能性もあるため、成猫以上に見守りが必要です。
Cats Protectionでは、若い子猫をひとりにするのは数時間程度までとし、5〜10分ほどの短い時間から徐々に留守番へ慣らす方法を紹介しています。PetMDでは、離乳後の健康な子猫でも4時間を超える留守番は避ける目安を示しています。
迎えたばかりの子猫に、いきなり朝から夕方まで留守番をお願いするのではなく、短い時間から少しずつ慣らしましょう。
健康な成猫でも長時間の留守番には準備が必要

成猫になると、子猫に比べてひとりで過ごしやすくなります。
とはいえ、
「成猫だから準備なしでも一日大丈夫」
ではありません。
留守番中には、
ごはんが足りなくなる
水をこぼす
トイレが汚れる
室温が変化する
といったことも考えられます。
また、急に体調が悪くなっても、飼い主さんがいなければすぐには気づけません。
そのため、時間だけでなく、その時間を安全に過ごせる環境を作ることまで含めて考えましょう。
シニア猫は体調や食事・トイレにも注意

シニア猫は、
「若い頃から留守番できていたから大丈夫」
と考えず、年齢に合わせて留守番環境を見直しましょう。
年齢を重ねると、
トイレの回数が変わる
水を飲む量が変わる
食欲が変化する
高い場所へ移動しにくくなる
投薬が必要になる
といったことがあります。
また、病気がある猫では食事や薬の時間が決まっている場合もあります。
PetMDも、高齢猫や持病のある猫では、健康な成猫より頻繁な確認が必要になる場合があるとしています。
普段と違う飲水量・食欲・排泄などが見られる場合は、留守番時間だけの問題と考えず獣医師へ相談しましょう。
留守番前にごはんを準備しておこう

外出する前には、留守番時間に合わせてごはんを準備します。
猫は一度にたくさん食べるより、少量を何回かに分けて食べる習性があります。RSPCAも、猫の食事を1日の中で複数回に分けることを案内しています。
留守番が食事時間と重なる場合は、
自動給餌器を利用する
留守番前後で食事時間を調整する
ドライフードを適量準備する
など、普段の食事スタイルに合わせましょう。
注意したいのがウェットフードです。
ウェットフードは長時間室温に置いておくと傷みやすいため、Cats Protectionも数時間以上置きっぱなしにしないよう案内しています。
水は複数の場所に用意すると安心

留守番中も、猫がいつでも新鮮な水を飲める環境にしておきましょう。
RSPCAも、猫が常に清潔な飲み水へアクセスできるようにすることを勧めています。
外出前には、
水が十分入っているか
器が倒れやすくないか
猫がいつでも近づける場所か
を確認します。
長めの留守番なら、万が一ひとつの水皿を倒してしまったときに備えて、水を複数の場所に用意する方法もあります。
また、フードと水を少し離して置くことを好む猫もいます。RSPCAも、猫は食事と水を離して配置することを好む傾向があると紹介しています。
トイレは清潔な状態にしておく

猫の留守番環境で忘れたくないのがトイレです。
出かける前に排泄物を取り除き、猫が気持ちよく使える状態にしておきましょう。
Cats Protectionでは、留守番前に尿や便を取り除き、必要なら猫砂を補充して、留守番中もいつでもトイレへ行けるようにすることを勧めています。
トイレは、
ごはんや水、寝床から少し離れた静かな場所
に置くのがおすすめです。
RSPCAも、猫のトイレは食事や睡眠場所とは分けて配置するよう案内しています。
多頭飼いの場合は、ほかの猫に邪魔されず使える環境も考えましょう。
室温を快適に保とう

猫だけで留守番させるときは、室温にも注意します。
特に夏は、朝は涼しくても昼になると窓から日差しが入り、室温が大きく上がることがあります。
冬も、窓際や床付近が思った以上に冷える場合があります。
エアコンなどを利用しながら、
実際に猫が過ごす場所が快適か
を確認しましょう。
猫によって、年齢・毛量・体格・健康状態などが異なるため、「設定温度が○℃ならすべての猫に快適」とは言い切れません。
日差しの当たる場所だけでなく、涼しい場所や暖かい寝床など、猫自身が過ごす場所を選べる環境を作るとよいでしょう。
安心して眠れる居場所を作る

猫は1日の中で長い時間を休んで過ごします。
Cats Protectionによると、猫は1日に少なくとも12時間ほど眠ることもあります。
留守番中にも安心して休めるよう、
猫用ベッド
クッション
キャットタワー
箱
静かな棚の上
隠れられる場所
など、その猫が普段から好んでいる居場所を使えるようにしておきましょう。
RSPCAも、猫には静かで快適な寝床だけでなく、隠れられる場所や高い場所が必要だとしています。
猫にとっては、床のベッドより棚の上の方が安心できることもあります。
飼い主さんが用意した場所ではなく、愛猫が実際に落ち着く場所を見ることがポイントです。
誤飲や事故につながるものを片付ける

留守番前には、部屋の中に危険なものがないか確認します。
特に、
薬
洗剤
ビニール袋
紐
ヘアゴム
小さなアクセサリー
人間用の食べ物
電気コード
猫に有害な植物
などは、猫が触れない場所へ移動しましょう。
RSPCAも、猫は好奇心が強いため、家庭内を安全で危険物のない環境にするよう案内しています。
普段は触らないものでも、飼い主さんがいない間に興味を持つ可能性があります。
「今までいたずらしたことがないから大丈夫」ではなく、触っても事故にならない部屋にするのが安心です。
窓やベランダの脱走対策も確認

外出前には窓や玄関、ベランダまわりも確認しておきましょう。
網戸だけの窓は、猫が押したり引っかいたりして開いてしまう場合があります。
窓を開けて換気したまま留守番させる場合は、猫が外へ出られない対策ができているかを必ず確認してください。
また、ベランダへ自由に出られる状態での留守番は、転落や脱走などの危険があります。
留守番中は「猫が自分で開けたり抜けたりできないか」という視点で確認することが大切です。
退屈対策に安全なおもちゃを用意する

留守番中の退屈対策として、安全にひとり遊びできるおもちゃを用意する方法があります。
RSPCAも、室内で過ごす猫には遊びや運動ができる環境を用意し、留守番中にはおもちゃやフードを使った遊びを活用するよう勧めています。
ただし、
紐が長いおもちゃ
壊れやすいもの
小さな部品が取れるもの
などは、ひとりで遊ばせるには向かないことがあります。
新しいおもちゃを留守番中に初めて使わせるのではなく、まずは飼い主さんがいる状態で遊ばせて、安全に使えることを確認しましょう。
最初から長時間ではなく少しずつ慣らそう

新しく家に迎えた猫や、留守番に慣れていない猫を、いきなり長時間ひとりにするのは避けましょう。
まずは短時間の外出から始めます。
落ち着いて過ごせていることを確認しながら、少しずつ時間を延ばしていきましょう。
特に子猫について、Cats Protectionでは5〜10分程度から留守番の練習を始め、数日から数週間かけて徐々に時間を延ばす方法を紹介しています。
帰宅時に、
激しく鳴き続ける
食欲が落ちる
トイレ以外で排泄する
過剰に毛づくろいする
など普段と違う様子が続く場合は、留守番時間や環境を見直してみましょう。
時間の外出なら途中で誰かに確認してもらう

旅行や急な予定などで長時間帰宅できない場合は、
「ごはんと水を多めに置いておけば大丈夫」
と考えないようにしましょう。
Cats Protectionでは12時間を超える場合には、友人・家族・近所の人・キャットシッターなどに世話をお願いすることを勧めています。PetMDも、24時間以上家を空ける場合には、少なくとも毎日誰かが猫の状態を確認することを勧めています。
確認してもらいたいのは、
ごはん
新鮮な水
トイレ
体調
普段と違う行動
などです。
猫は体調の変化を目立たせないこともあるため、誰かが実際に猫の姿を確認することには大きな意味があります。
留守番中の様子を知る方法もある

「留守番中はずっと寝ていると思うけれど、本当かな?」
「ごはんや水はいつも通り?」
と気になる飼い主さんも多いでしょう。
帰宅したときの姿だけでは、留守番中にどう過ごしていたのかは分かりません。
そこで、
生活リズムや活動の変化を記録するアイテムを活用する
という方法もあります。
普段の生活を記録しておけば、
「いつもより活動していない」
「生活リズムが少し違う」
など、愛猫の普段との違いを知るきっかけにもなります。
Catlogなど、猫の生活を記録するために作られたサービスもあります。
詳しい機能や使い方については、こちらの記事で紹介します。
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留守番前に確認しておきたいこと

外出前は、次の項目をチェックしておきましょう。
確認すること | チェックポイント |
|---|---|
ごはん | 留守番時間に必要な量を準備したか |
水 | 新鮮な水をいつでも飲めるか |
トイレ | 清潔でいつでも使えるか |
室温 | 留守番中も快適に保てるか |
寝床 | 安心して眠れる場所があるか |
高い場所・隠れ場所 | 猫が落ち着ける場所を使えるか |
危険物 | 誤飲につながるものを片付けたか |
窓・玄関 | 脱走できない状態になっているか |
おもちゃ | ひとりでも安全に遊べるものか |
留守番時間 | 愛猫の年齢や体調に無理がないか |
普段から「留守番しやすい部屋」を整えておけば、毎回の外出準備も簡単になります。
まとめ|時間だけでなく留守番環境も整えよう

健康な成猫の場合、8〜12時間程度が留守番時間を考えるひとつの目安になります。
ただし、12時間近い留守番を毎日のように続けることを前提にするのではなく、愛猫の年齢・健康状態・性格・食事・トイレなどを見ながら考えることが大切です。
子猫なら、もっと短い時間から少しずつ。
シニア猫や持病のある猫なら、より頻繁に様子を確認する。
そして留守番前には、
ごはん・水・トイレ・室温・寝床・安全対策
を確認しておきましょう。
猫はひとりで過ごせるイメージがありますが、だからといって「何時間でも大丈夫」なわけではありません。
大切なのは、
何時間留守番できるかだけでなく、その時間を愛猫が安心して過ごせるか。
普段の様子と比べながら、その子に合った無理のない留守番環境を作っていきたいですね🐾
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