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猫用品

猫用キャリーの選び方|通院やもしもの備えにも使いやすいタイプとは

もふもふ🐾日和 編集部

2026/9/5

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猫用キャリーは、動物病院へ行くときだけでなく、引っ越し、旅行、災害時の避難にも必要になります。ただ、ハード・ソフト・リュックなど種類が多く、どの形が猫に合うのか迷いますよね。

選ぶときは、見た目や価格だけでなく、猫の体格・出し入れのしやすさ・通気性・脱走しにくい構造・底面の安定性を確認することが大切です。

この記事では、通院やもしもの備えに使いやすい猫用キャリーの選び方を解説し、メーカー公式情報で仕様を確認できる現行商品も紹介します。


猫用キャリーは普段から用意しておこう

完全室内飼いの猫でも、通院や避難で外へ移動する場面があります。抱っこだけで移動すると、音や人に驚いて飛び出すおそれがあるため、安全に閉じられるキャリーを用意しておきましょう。

緊急時に初めて使うと、猫も飼い主さんも扱いに慣れていません。普段から室内へ置き、寝床や隠れ場所として使えるようにしておくと、必要な日に入りやすくなります。


猫用キャリーの主な種類

ハードタイプ

樹脂などの硬い素材で形が崩れにくく、底面が安定しやすいタイプです。汚れを拭き取りやすく、通院や車移動に向いています。上部や本体を外せる商品は、怖がる猫を無理に引っ張り出さず診察しやすい場合があります。

ソフトタイプ

布製で比較的軽く、手持ちや肩掛けで運びやすいタイプです。折りたためる商品もあります。メッシュの強度、ファスナーロック、底板のたわみに注意しましょう。

リュックタイプ

両手を空けやすく、徒歩移動や階段、避難時に便利です。背負うと猫の様子が見えにくくなるため、前抱き対応や確認窓、通気窓の位置を確認してください。


選び方1|立つ・向きを変える・伏せる内寸を確認

移動用キャリーは、猫が自然に立ち、向きを変え、伏せられる広さが目安です。小さすぎると窮屈ですが、大きすぎると急な揺れや停止で体が滑りやすくなります。

外寸だけでなく、内寸と底面の広さを確認します。猫の体長・体高・体幅を測り、長毛種は毛量だけでなく骨格や実際の寝姿勢も見てください。

耐荷重の範囲内でも、体格に合わないことがあります。サイズと体重の両方を満たす商品を選びましょう。


選び方2|上部開口や取り外せる上ぶたが便利

正面だけでなく上部も開くキャリーは、猫を上からそっと入れやすく、診察時にも取り出しやすいことがあります。入口が複数あると、猫の反応や状況に合わせて使い分けられます。

ハードタイプでは、上ぶたや本体上部を外せる商品もあります。緊張が強い猫は、キャリーの下半分に残ったまま診察できる場合があるため、通院先の獣医師にも相談してみましょう。

開口部が広くても、閉め方が複雑だと急いでいるときにミスが起きます。飼い主さんが確実に開閉できる構造を選んでください。


選び方3|通気性と外からの刺激のバランスを見る

複数の面に通気口やメッシュ窓があり、猫の体や荷物でふさがれにくい商品を選びます。夏場は特に、内部へ熱や湿気がこもらないよう注意が必要です。

外が見えると安心する猫もいれば、人や車の動きが見えるほど緊張する猫もいます。必要に応じて窓を覆えるカバー付きや、薄手の布を安全に掛けられる形も候補です。

布で覆う場合も通気口をすべてふさがず、呼吸や体温、猫の姿勢をこまめに確認しましょう。


選び方4|ファスナーや扉のロックを確認する

猫は鼻や前足で隙間を押し、ファスナーを動かすことがあります。ソフトタイプは、ダブルファスナーを留められる金具やロック機能があると安心です。

ハードタイプは、扉の上下や左右が確実に固定されているか、バックルが正しくはまっているかを確認します。持ち上げる前に、すべての留め具を一周点検しましょう。

飛び出し防止リードが付いている場合でも、扉を開けたまま運ぶためのものではありません。使用方法を守り、開口部を確実に閉めて移動してください。


選び方5|底面の安定性と持ち運びやすさで選ぶ

柔らかいバッグは、猫が入ったときに底板が大きくたわまないかを確認します。足元が傾くと、猫が踏ん張り続けなければならず、移動の負担になりやすいものです。

持ち手や肩ひもは、猫・キャリー・敷物・荷物を合わせた重さで考えます。肩掛けなら幅のあるパッド、リュックなら肩ひもと胸元のベルトを体に合わせられるものが便利です。

中には、滑りにくく薄手のマットやペットシーツを平らに敷きます。厚く詰めすぎて室内を狭くしないようにしてください。


選び方6|汚れたときのお手入れ方法を確認する

移動中は、抜け毛、よだれ、吐き戻し、粗相で汚れることがあります。ハードタイプは拭き取りやすく、ソフトタイプは中敷きやカバーを外して洗える商品が便利です。

「洗える」と表示されていても、本体ではなく中敷カバーだけの場合があります。洗える範囲、洗い方、乾燥方法を購入前に確認しましょう。

使用後は毛や汚れを取り、風通しのよい場所で十分に乾かします。猫は強い香りを嫌がることがあるため、香りが残りにくい方法でお手入れしてください。


移動手段のルールに合うか確認する

電車、バス、飛行機、タクシーなどは、利用会社によってキャリーの寸法・重量・材質・置き場所などの条件が異なります。航空会社では、機内持ち込みと預け入れでも条件が変わります。

「ペット用」として販売されている商品でも、すべての交通機関で使えるとは限りません。利用予定がある場合は、必ず事業者の最新ルールを確認してから購入してください。

車では、商品の説明に従ってキャリーを安定した位置へ固定し、助手席のエアバッグ付近や直射日光の当たる場所を避けます。


災害時を想定して一度持って歩いてみる

避難時は、キャリーに猫を入れたまま、水、フード、薬、トイレ用品なども運ぶ必要があります。猫と荷物を合わせた状態で、玄関から屋外まで安全に移動できるか試しておきましょう。

両手を空けたい場合はリュック型が便利ですが、底面が傾かず、猫の様子を確認できることが前提です。ハードタイプは形が安定しやすい一方、片手がふさがりやすいため、避難方法に合わせて選びます。

キャリーの近くに、猫の写真、健康情報、飼い主さんの連絡先、リードや洗濯ネットなど必要品をまとめておくと安心です。


ハードタイプの参考商品|リッチェル キャンピングキャリーファインR ダブルドア S

正面と上部に扉がある樹脂製のハードキャリーです。外寸は約32.5×47.5×29.5cm、内寸は約28×45.5×26cm、重さは約1.8kg、体重目安は8kg以下で、猫にも対応しています。

ドアを取り外して室内のハウスとして使いやすく、普段からキャリーへ慣れてもらいたい家庭に向いています。上部から出し入れでき、汚れを拭き取りやすい点も通院用として便利です。

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ソフトタイプの参考商品|アイリスオーヤマ ソフトペットキャリー S PSC-400

外寸は約40×18×27cm、重さは約660g、耐荷重の目安は5kgです。猫と小型犬に対応し、手持ちと肩掛けの2通りで使えます。

天面と側面にメッシュがあり、収納ポケットと飛び出し防止リードを備えています。本体は洗濯できず、中敷きは手洗い可能なため、お手入れ方法を確認して使いましょう。

奥行きが約18cmの細長いバッグ型なので、体重だけでなく、猫が中で無理なく姿勢を変えられるかを確認してください。

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リュックタイプの参考商品|ペティオ necoco リュックキャリー

外寸は約40×38×28cm、内寸は約39×35×24cm、重さは約930g、適応体重は8kgまでの猫用リュックです。

左右と上部にメッシュ窓があり、上部が大きく開きます。前抱きにも対応し、ロールアップできるカバー、二重中敷、洗える中敷カバーを備えています。

徒歩移動や避難時に両手を空けたい方に便利ですが、背負う前に底面が水平に近い状態になるよう肩ひもを調整してください。

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購入したら猫にキャリーを慣れてもらう

通院日にだけ取り出すと、猫はキャリーを嫌な出来事の合図として覚えやすくなります。普段から扉を開けて、猫がよく過ごす静かな場所へ置きましょう。

中へお気に入りの薄手の敷物を入れ、入口付近から少量のおやつを置きます。自分から入れるようになったら、扉を一瞬閉める、持ち上げる、室内を歩くという順に進めます。

猫を追いかけて押し込んだり、入った直後に毎回扉を閉めたりしないことが大切です。怖がったら一段階戻り、短い練習を繰り返してください。


猫用キャリーのよくある質問

猫にはハードとソフトのどちらがよい?

通院や車移動、拭き取りやすさを重視するならハード、軽さや収納性を重視するならソフトが候補です。脱走しようと強く押す猫には、丈夫なハードタイプが向く場合があります。

透明な宇宙船型キャリーは使いやすい?

外がよく見える反面、日差しや周囲の刺激を受けやすいことがあります。通気口の数、内部温度、底面の広さ、猫が伏せられるかを確認し、見た目だけで選ばないようにしましょう。

2匹を一つのキャリーに入れてもよい?

仲の良い猫でも、移動中の緊張で反応が変わることがあります。災害時に安全に運べるよう、基本的には1匹につき1台を用意し、それぞれの体格に合うものを選ぶと安心です。

キャリーへ洗濯ネットを入れてもよい?

通院時に洗濯ネットの使用を案内する動物病院もありますが、猫の状態によって適切な方法は異なります。ネットの大きさや使い方を自己判断せず、受診先へ事前に確認してください。


まとめ|通院と避難の両方を想像して選ぼう

猫用キャリーは、猫が自然に立ち、向きを変え、伏せられる内寸と、体重に合う耐荷重を確認して選びます。上部開口、確実なロック、複数面の通気、安定した底面、お手入れ方法も大切です。

さらに、猫と荷物を合わせた重さを無理なく運べるか、利用する交通機関のルールに合うか、災害時にも扱えるかを考えましょう。

購入後はしまい込まず、普段から安心できる寝床や隠れ場所として慣れてもらうことが、必要な日の負担を減らします。

※商品の仕様・カラー・販売状況は変更されることがあります。購入前にメーカー公式サイトと販売ページの最新情報をご確認ください。